難民キャンプで医師が出会ったのは、重力を自由に操る少年!迫力のSFサスペンス

かつて飼い犬だった雑種犬たちと人間の闘争を描いた『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲ラプソディ』で第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ&パルムドッグのW受賞が記憶に新しいハンガリーの俊英、コーネル・ムンドルッツォ監督の最新作。人生に敗れた医師と不思議な力を持つ少年の命をかけた逃亡を、移民問題、テロリズムなどの問題を内包しながらも、圧倒的な映像表現でカーチェイス、アクション、そして美しい空中浮遊を惜しむことなく活写し、ジャンルにとらわれない比類なきエンターテインメントとして描ききっている。本作は『ホワイト・ゴッド』に次いで、ムンドルッツォ監督が“信頼“について描く3部作の2作目として位置付けており、最終作となる3作目のアイディアもすでに動き出している。

医療ミスによる訴訟で病院を追われた医師・シュテルンは、難民キャンプで働きながら違法に難民を逃すことで賠償金を稼ぎ、遺族による訴訟取り下げを目論んでいた。
ある日、被弾し瀕死の重傷を負った少年・アリアンが運び込まれる。シュテルンはアリアンが重力を操り浮遊する能力を持ち、さらには傷を自力で治癒できることを知り、金儲けに使えるとキャンプから連れ出すことに成功する。その頃、アリアンを違法銃撃した国境警備隊が口封じのため彼らを追い始めるが、行く先々で起こる失踪やテロ、不可解な事件の現場に少年の痕跡が残されていることに気づく―

見どころ
ハンガリーの俊英、コーネル・ムンドルッツォ監督が贈るカーチェイスあり、アクションありのSFエンターテイメント。青年が宙を舞うシーンの美しさと浮遊感は圧巻のひと言。

キャスト・スタッフ
出演
(シュテルン医師)メラーブ・ニニッゼ
(ラズロ)ギェルギ・ツセルハルミ
(アリアン)ジョンボル・イェゲル
(ヴェラ)モーニカ・バルシャイ
監督
コルネル・ムンドルッツォ
音楽
ジェド・カーゼル
脚本
カタ・ヴェーベル
製作
ヴィクトリア・ペトラニー
ヴィオラ・フーゲン
ミヒャエル・ヴェバー
ミヒェル・メルクト

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