「百万円と苦虫女」のタナダユキ監督が、現代家族を鋭く温かな視点で描いたドラマ
視聴者評価

劇作家としても活動する中澤日菜子の第8回小説現代長編新人賞受賞の家族小説を「百万円と苦虫女」「四十九日のレシピ」のタナダユキ監督が、主演に上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也を迎えて映画化したコメディ・ドラマ。20歳も年上の恋人と同棲している娘のアパートに、ある日突然年老いた父親が転がり込んできたことから始まった3人の奇妙な共同生活を通して、複雑な思いが交錯する家族の葛藤と絆をほろ苦くもユーモラスに綴る。
34歳の彩は小さなアパートで54歳になる“伊藤さん”と同棲中。気ままなバイト生活で、慎ましくもそれなりに楽しい日々を送る2人だったが、ある日、長男夫婦に家を追い出された彩のお父さんが、ボストンバックと謎の小さな段ボール箱を持って現われる。年の離れた恋人の存在に動揺しつつも、この家に住むと勝手に決めてしまうお父さん。彩は、そんな頑固なお父さんをなかなか素直に受け入れることができない。一方、何事も飄々と受け止めてしまう伊藤さんは、いつの間にかお父さんとも奇妙な友情を育んでいく。やがて、ぎこちないながらも、少しずつ3人がひとつの家族のようになってきたかに思われたが…。
ジャンル | 公開 | 製作国 |
---|---|---|
ドラマ/コメディ | 2016 | |
上映時間 | 映倫 | |
119分 | G |
キャスト・スタッフ
出演
(山中彩)上野樹里/(伊藤康昭)リリー・フランキー/(お父さん)藤竜也/(山中潔)長谷川朝晴/(山中理々子)安藤聖/(小枝子)渡辺えり/長田奈麻/渡辺道子/三鴨絵里子/中島広稀
監督 タナダユキ
原作 中澤日菜子
音楽 世武裕子
脚本 黒沢久子
※配信スケジュール等は、動画配信サイトにて確認してください。
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