進化した新人類と抑圧される旧人類の対立に翻弄される若者の葛藤を描いた近未来SF

劇団イキウメの傑作戯曲、待望の映画化。誰も出会ったことのない、ハイブリッド映画誕生。
家族、親友、恋人……愛する者たちを引き裂いたのは【太陽】だった。これは、あるウイルスの増殖がもたらした、切なくも希望に満ちた物語。太陽に愛された者たちと太陽に見捨てられた者たち、昼と夜の別々の世界で生きる者たちは、それぞれどんな決断を下すのか─。

映画『太陽』の原作は 2011年に劇団イキウメによって上演された同名舞台。劇団イキウメとは、劇作家であり演出家の前川知大が主宰する劇団であり、舞台「太陽」はこれまで読売演劇大賞をはじめさまざまな演劇賞に輝く傑作だ。2014年には Bunkamura 25周年記念として芸術監督の蜷川幸雄氏による演出の「太陽 2068」として上演され話題になった。そんな演劇界でもっとも注目されている前川氏の舞台が持つ普遍的テーマに内包された斬新さと面白さに強く惹かれ、映画化を熱望したのは『SR サイタマノラッパー』シリーズや『ジョーカー・ゲーム』で知られる気鋭の入江悠監督。前川氏と入江監督が共同脚本という形で、映画『太陽』の実写映画化が実現した。

SFであり、青春ドラマであり、ラブストーリーであり、 究極の家族の物語でもある。
物語の舞台は 21世紀初頭。バイオテロによって世界にはウイルスが蔓延。太陽の下では生きられないが、若く健康な肉体と高い知能を有する進化した新人類【ノクス(夜に生きる存在)】。太陽の下で自由を謳歌しつつも、暮らしは貧しいままの旧人類【キュリオ(骨董的存在)】。2つの世界で対立しながら生きる2つの人間がどうやって融和していくのか─生きることはどういうことなのかを問いかけていく。

主演は若手俳優のなかでも群を抜いた人気と演技力を持つ神木隆之介と門脇麦。神木が演じるのは、キュリオに生まれながらもノクスへの憧れを抱く青年・奥寺鉄彦。『桐島、部活やめるってよ』『るろうに剣心』シリーズ、『神さまの言うとおり』『バクマン。』など話題作への出演が続く神木がさらなる新境地を開いている。一方、門脇が演じるのは鉄彦の幼なじみでノクスへの反感を糧に生きる生田結。彼女もまた『愛の渦』『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』『アゲイン 28年目の甲子園』とは異なる一面を披露。また、古川雄輝、高橋和也、森口瑤子、村上淳、中村優子、鶴見辰吾、古舘寬治、個性豊かな演技派俳優たちが2人の若き主演を支えている。

舞台と映画の融合によって紡ぎ出される『太陽』という名の物語は、SFであり、青春ドラマであり、ラブストーリーであり、究極の家族の物語でもある。あらゆる要素が組み合わさった、誰も出会ったことのないハイブリッド映画が誕生した。

ウイルスの感染を克服し心身ともに進化したけれど、それと引き換えに太陽の下では生きられない体質になってしまった新人類【ノクス(夜に生きる存在)】。もう一方は、太陽の下で自由に生きられるものの、ノクスに管理されることで貧困を強いられている旧人類【キュリオ(骨董的存在)】。キュリオからノクスへ転換は可能だが、ノクスへの転換は医学的に20歳までの若者に限られていた。ある日、とある寒村でノクス駐在員がキュリオに惨殺される事件が起こる。その結果、村はノクスによる経済封鎖を受けてより一層貧しくなり、転換のチャンスも奪われてしまうのだった。時は流れ、10年後。キュリオとして生きる青年・奥寺鉄彦(神木隆之介)は、村での生活に憤りを感じながら鬱屈とした日々を送っていた。彼の幼なじみの生田結(門脇麦)は、自分と父親を捨ててノクスへと転換した母親(森口瑤子)とノクスそのものを憎みながらも村の生活を少しでも良くしようと前向きに暮らしていた。そして、ノクスに憧れる鉄彦とノクスを憎む結の運命を大きく変える出来事が起きる。それは10年ぶりにノクスによる経済封鎖が解かれることだった。太陽を回避して生きるノクスの世界と、太陽のもとで生きるキュリオの世界。2つの世界を隔てていたゲートが開き、そこに門衛としてノクスの駐在員・森繁(古川雄輝)がやって来る。ノクスに憧れる鉄彦は何かと森繁の元を訪れ、いつしか2人の間には友情が芽生え始めていた。また、キュリオからノクスへの転換手術の応募も始まった。真っ先に転換の応募をした鉄彦は、まもなく自分にやって来る明るい未来を夢みていたが、選ばれたのは、なんと結だった。結の父・草一(古舘寬治)が本人に無断で応募していたのだ。ショックを隠せずに荒れ狂う鉄彦と望まない転換に戸惑う結。そんな矢先、10年前の事件を起こして逃亡していた鉄彦の叔父・克哉(村上淳)が村に戻ってくる。相変わらず傍若無人に振る舞う克哉の登場によって村はふたたび不穏な空気に包まれる。ノクスとキュリオは共に手を取り合いながら生きることはできないのか、2つの世界の隔たりを消すことはできないのか。新しい未来のために、それぞれが自分の意思で生きようと決意したとき、世界はこれまでと違う方向へと動き出したかのように見えた─。

見どころ
読売演劇大賞を受賞した前川知大の同名戯曲を「SR サイタマノラッパー」の入江悠監督が映画化。管理社会や差別問題を背景に、苦悩を抱える若者たちの決断を描く。

キャスト・スタッフ
出演
(奥寺鉄彦)神木隆之介/(生田結)門脇麦/(森繁富士太)古川雄輝/綾田俊樹/水田航生/高橋和也/(曽我玲子)森口瑤子/(奥寺克哉)村上淳/中村優子/(曽我征治)鶴見辰吾
監督 入江悠
原作 前川知大
音楽 林祐介
脚本 入江悠/前川知大
製作 畠中達郎/井上伸一郎

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